9月30日(火)下草刈り、山の整備活動に行ってきました【報告】
朝晩の涼しさが心地よく感じられる季節となりました。
9月30日、鳳来寺山麓の植林地へと足を運び、恒例の森林整備活動を行いました。
この活動は、自然の恵みを守り、未来にわたって豊かな森を次世代に引き継ぐために欠かせない
大切な取り組みです!
この日の主な作業は、苗木の保護に役立つヘキサチューブの撤去と、その周辺の下草刈り、
さらにあぜ道の整備でした。
苗木の成長をきちんと見守ることは、長期的な山の健康を守る上での基盤となります。
特に、ヒノキやコナラの苗木をシカやイノシシの食害から守るために設置したヘキサチューブは、
苗木の未来を支える重要な役割を果たしています。
支柱や囲いを丁寧に外し、苗木が健やかに育つ環境を整えました。
しかし、苗木は成長するまでにおよそ50〜60年もの長い時間を必要とします。
この長い年月を経て、木は大きく育ち、森の一部となります。
この長期にわたる努力の積み重ねが、
次の世代へと続く「木の家づくり」の土台となるのです。
ヘキサチューブは、プラスチックの囲いや止め具の使用も伴います。
苗木を守るために必要ですが、廃棄する100本近い、ヘキサチューブや止め具を見ると、
廃プラスチック問題を意識してしまいます。
持続可能な森林管理に向けて、廃棄物の低減やリサイクルも重要な課題です。
木はただの植物ではなく、私たちの暮らしの基盤であり、未来への希望の象徴です。
それには、多くの人たちの協力と理解が必要です。
「木の家をつくる」という夢は、非常に大変な作業ですが、
その一つ一つの行動が次世代の暮らしを支える確かな礎となるのです。
皆さまもぜひ、私たちと一緒に山の整備や森林保全活動に参加し、未来の森を共につくり上げていきませんか。
木が大きく育ち、森が豊かになるまでには50年、60年の長い時間がかかります。
でも、その長い道のりの中で私たちが積み重ねている努力は、確かな未来と環境の持続性をもたらすものです。
山の恵みを守り、木の家の素晴らしさと大切さを、多くの方に伝えていきたいと心から願っています。
皆さんの参加や応援が、山と森を守る大きな力になります。
未来のために、今からできることを一緒に続けていきましょう。